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近年の欧米諸国でのブームを受けて
首都圏(主に個人経営によるカフェバーなど)では着実に増え、
若年層を中心に人々の認知度も高まりつつある。
特に甘いフレーバーのおかげで比較的吸いやすい事から、
普段紙巻タバコを吸わない層にも愛好者が多く、
若い女性を中心に愛好者の裾野は徐々に広がってきていると考えられる。
紙巻タバコのフィルターの代わりに水を使用することで
煙が水を通る間に多少冷やされることもあり、
昼間の気温が高いインドや中近東で人気がある。
1人ではなく何人かでゆっくりと味わいながら
お茶や雑談をするというスタイルに合わせられた珍しい喫煙具でもある。
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「吸い込み」のみ
吸い込むと、本体の水がブクブク音を立てて、煙が水を通って冷やされて口に入る。
吹き戻しはしない。特に空気調整弁がないタイプは、吹き戻した空気は
そのままガラス内の水を逆流させ、タバコボウルまで吹き上げることになる。
煙が少なくなった場合
喫煙中に煙の量が少なくなった場合は、適宜チャコールを増やし熱量を上げる。
《最適状態》
ベースガラス部の空間にタバコの煙が充満していること。
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【1】シャフトと本体を写真のようにつなぎ合わせる。
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【2】
空気調整弁が写真のようになっているか確認する。
【空気調整弁】
スモーカーが吹き戻した場合、
調整弁から空気を逃がす。吹き戻した空気が
火皿まで戻り、火種を吹き上げることを防ぐ。
調整弁がないタイプは吹き戻しはしないこと。
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【3】ベースガラス部に水を入れる
(水の量は、シャフトの先端が水面から1.5センチ程度水の中に入るようにする)
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【4】シャフトをつなぎ合わせた本体をベースガラスにセットする。
(本体のゴムパッキンがガラス口辺に密着するように)
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【5】本体上部の金属円盤部の上に「灰こぼれ用」の受け皿を置き、
白いゴム部分をネジで締め、「陶製ボウル」を白いゴム部分の上から
しっかりと押し込む。
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【6】
ホースを本体につなぎ、
陶製ボウルを手でふさぎながら吸い込み、
空気が漏れがないか確認する。
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【7】
陶製ボウルにタバコを詰める。
ボウルの火皿に「専用水タバコ」一回分を乗せる。
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【8】
タバコを詰めた火皿に市販のアルミホイルを
直接かぶせる。上から押さえて、密着させる。
【スペアのゴムパッキン】
本体シャンク内側に予めゴムパッキンが付いている。
開梱時にホース先端にあるゴムはスペアの
パッキンなので、最初に使う時には取り外しましょう。
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【9】
アルミホイルに穴をあける。
火皿の中心から火皿のフチにかけて
尖った棒などで小さな穴をバランス良く
全体にかけて開ける。
(水パイプのタバコは水分が多く、
タバコの上に直接「炭」を置くと消えてしまう為)
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【10】
もう一枚アルミホイルを使ってボウルに壁を作る。アルミホイルを二つ折りにし、
ボウル上端より5センチ以上の高さで、しっかりと巻き上げる。
(壁を作る目的は、熱を逃がさないことと、炭がこぼれないようにする為)
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専用のチャコールに火をおこす。
トングでしっかりとチャコールを挟み、ターボライター等の火力の強いもので着火させる。
火皿の大きさによってチャコールの数を決める(2個か3個が平均)
写真は見やすいようにアルミホイルの壁は取り外してある
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上部から息を吹き込んで火種を確かめる。
火力が弱いと、タバコに熱が伝わらないので注意。
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ホースの先端にプラスチック・マウスピースを装着する。
数人で喫煙する場合は、各自用に用意が必要。
次のスモーカーにホースを渡す時は、自分のマウスピースを取り外し次のスモーカーは自分のマウスピースを装着して喫煙する。
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チャコールが消火し、陶製ボウルが充分に冷めていることを確認する。
喫煙終了後は、本体内部の水を捨てる。
喫煙一回ごとに水は交換する。
ベースガラス部内側の汚れは熱湯あるいは洗剤を使う。
本体チューブ・シャフトの掃除
長く使用すると、火皿から真下に伸びているチューブとシャフト内が汚れるので
専用ブラシで掃除する。
ホースの掃除
吸い口に付いているホースの内部は、ほとんど汚れが付かない。
しかし、長年使用すると外装が劣化していくので、その時は交換する。